JYOSHIKAI
団地女子会

2022.11.21

晩秋のよく晴れた日、団地女子会メンバーと団地再生支援協会の有志で竹山団地の16-2ブロックを見学してきました。今回から4回に分けてその様子をレポートしようと思います。

見学ツアー参加者;アテンド役の団地再生事業協同組合の代表理事の金丸さん、相澤さん・佐々木さん(三和テクノス㈱)、今川さん(㈱アール・アイ・エー)鈴木さん(プランニングファーム)、新田さん(㈱URリンケージ)、村上(団地再生支援協会)団地「好」の男性の野口さん(鹿島建設㈱)、野田さん(㈱市浦ハウジング&プランニング)、また団地再生協同組合で団地リノベーションのデザイナー今里さんも加わりました。

【竹山団地全体のデータ】
・約3300戸
・神奈川県公社の分譲(一部賃貸もあり)
・中層・高層マンション、戸建て
・管理組合は25に分かれている

【16-2ブロックのデータ】
管理組合:竹山16-2団地管理組合法人
所在地:横浜市緑区竹山1-6-5(竹山団地1605号棟~1610号棟)
完成年月:昭和46年3月(2019年5月現在、築48年)
棟数・戸数:6棟・152戸
建物構造:4階建て階段室型PC造
分譲会社:神奈川県住宅供給公社
▼管理組合HP(外部リンク)

見学の流れは次のとおり。

1.竹山団地センター見学 ←今回はココ
2.三神理事長による16-2ブロック見学
3.16-2ブロックのスケルトン状態の部屋見学
4.16-2ブロックの女性理事さんたちと団地リノベの談話

メンバーの半数以上が竹山団地に来るのは初めてなので、どんな見学会になるのかワクワクです。

JR鴨居駅からバスに乗り、竹山団地へ。まずは竹山団地センターをみんなで歩いて回りました。

竹山団地の中心には、竹山池と、その池に迫り出した住棟がとても印象的です。
この建物の設計は、神奈川県を中心にした緒方昭義氏によるものだそうです。
モダンでかっこいいですよね。

「この上に住んでいる人たちはリゾート気分だよね」
「コルビジェの建物みたいだ」など
しばし、この建物の造りに見入っていた一同でした。

1階部分は商店街になっており、八百屋さんから福祉事業所、床屋さん、歯医者さん、不動産屋さんなどが揃っています。

2階部分は駐車場と駐輪場で、そこから上階までつながる階段室がありました。

団地住民の憩いの場である竹山池は、最近釣り場として池を開放する試みがされており、当日も天気がよく釣り好きの少年~お年寄りでにぎわっていました。ご年配の方と少年たちも共通の趣味だからなのか、楽しそうに話していました。

団地内で釣りが出来るなんて、なかなか珍しいですよね。
釣り好きには嬉しい環境ですね!

住民の憩いの公園を中心として、商業施設、学校や病院など生活利便施設が集まっている竹山団地のこのセンターゾーンは、日本国内の近現代建築・都市環境の歴史的評価が評価され”DOCOMOMO Japan”として選定されています。

詳しくは添付の写真をご覧ください。

今回のレポートはここまで。
次回は16-2ブロックの見学レポートをお届けします。

(文:団地再生支援協会事務局 村上)