2022.9.26
初夏のお天気のいい日、団地女子会のメンバーで横浜市青葉区にある、「すすき野団地」を見学してきました。リレー形式で、見学者によるレポートを連載しております。5回目は、団地「好」男性の市浦ハウジング&プランニングの柏元さんのレポートを掲載します。
市浦ハウジング&プランニングの柏元と申します。
今回見学させていただいたすすき野団地では、人々がと緑が素敵なつながりをつくっている様子があちこちで見られたのが印象に残りました。
ある法面では、パッチワークにヒメツルソバやシバザクラで花壇が作られていて、普段立ち入らないような法面が魅力的な空間になっています。(写真左)
他にも、ホップを使った壁面緑化がされている場所もありました。ホップがこんな形のつる植物だということを初めて知ることができて面白かったです。収穫してビールを作るのでしょうか。(写真右)
いずれも、地域の人たちによって育てられているようです。パッチワーク花壇も、ホップ緑化も育てるのが楽しそうです。
さらには、山羊を使って除草を行っている様子も見せていただきました。草を食べている様子がかわいくて、とても幸せな気持ちになれます(その辺に生えていたたんぽぽのお花で花束を作ってプレゼントしたら、ふられてしまいました…)。
もともと農家の家に育った私にとって、団地と緑のイメージがあまり結びついていませんでした。団地の周りは森林だったり、豊かな植栽・公園が計画されていたり、という知識はあったのですが、どちらかというと生活の背景で、緑との触れ合いがあるイメージはありませんでした。今回の見学で団地にかかわる人たちのお話を聞いたり、実際の風景を見せていただいたりする中で、楽しく素敵な緑とのかかわり方をされているのが伝わってきたのが印象的でよかったです。
(市浦H&P 柏元)