2022.12.28
こんにちは!団地再生支援協会の事務局の村上亜希枝です。
今回は、技術普及部会メンバーYKK AP㈱横谷さんのアテンドで「YKK AP体感ショールーム」を見学して参りました。
当日のメンバー(写真左から順に);横谷(アテンド役、YKK AP㈱)、衣斐(橋本総業㈱)、井上(三和テクノス㈱)、長谷川(日本総合住生活㈱)、石井・村上(団地再生支援協会)
技術普及部会メンバーはメーカーや商社、コンサルなどの専門性の高い人が多いので、私には??のこともありましたが、頑張ってその時のようすをお伝えしようと思います。
今回の見学では主に、窓の違いを中心にご案内いただきました。
主な見学内容は次のとおりです。
(内部の写真は残念ながら公開NGでした。)
【遮熱コーナー】
窓の素材・ガラスの性能の違いを、実際に手で触れて比較しました。
枠の素材やガラスの厚さ、ガラスの枚数によってだいぶ遮熱効果が異なりました。
どの窓にするかによって、夏場のクーラー稼働も変わって、光熱費も差が出てくるんだろうなと思いました。
【遮音コーナー】
窓によって犬の鳴き声の聞こえ方が異なりました。
二重窓が遮音に優れていたのが印象的でした。
【換気】
窓の種類により、空気の流れが変わることが目に見えてわかりました。
団地では、引き違い窓が圧倒的に多く、お風呂とトイレがジャロジーくらいで窓の種類はほとんど気にかけたことがありませんでしたので、びっくりです。
【断熱】
見学したのが12月ということもあり、一番気になるコーナーでした。
ガラスの厚さはもちろん、枠の素材によっても結露が目に見えてもわかるし、触ると冷たさが全然違いました。一番高性能なものは、冷たさをほとんど感じませんでしたので驚きです。
【体感ルーム】
一番興味深かったのが、断熱効果の体感ルームです。
窓の違いによる効果を、暖房をかけた/かけない部屋の両方の部屋の中に入って体感できるコーナーです。
従来戸建て住宅で用いられてきたアルミのガラスシングルの窓、政府が目指すZEH基準の窓、ヨーロッパ基準の窓の3つを体感させていただきました。
スリッパを脱いで床の温度も体感して、全然違うことを比較できました。
窓でここまで違うなんて・・・。
余談ですが…;我が家(築40年超の戸建ての団地)は一度、窓の改修を試みたことがあります。その時は、二重窓にしようと意気込んでいたのですが、どのくらい効果があるのか想像しきれず、改修の費用で断念してしまいました。
しかし今回ショールームを見学して、窓でこんなに体感が違うのであれば、改修すれば毎日の生活がガラッと変わるのではないか(大げさかもしれませんが、QOLが上がる)と想像しました。
ちょうど今年度の政府の予算で、窓の改修に補助金が出ることもご案内いただき、改修のチャンスだとわかりましたので、家族会議にかけようと思います。
補助金についてはコチラ↓
https://www.ykkap.co.jp/consumer_business/satellite/law/subsidy2023/
体感ショールームでは、窓の効果を体感できることはもちろん、複数窓の比較ができるところもいいなと思いました。ぜひ皆さんも足を運んで、体感してみてください。
YKK APの皆様ご協力いただきありがとうございました。
(団地再生支援協会 事務局 村上)