2022.9.19
初夏のお天気のいい日、団地女子会のメンバーで横浜市青葉区にある、「すすき野団地」を見学してきました。リレー形式で、見学者によるレポートを連載しております。4回目は、URリンケージの新田さんのレポートを掲載します。
URリンケージの新田と申します。
今年度から団地女子会のメンバーとなり、団地見学に参加しました。家を探しに行ったわけではないのですが、今回の見学は「一生賃貸かな」と考えていた私にとって、心揺れる経験となりました。
すすき野団地は築約50年とのことですが、外壁や植栽の手入れが行き届いた明るい印象の団地でした。この時点では「ぽこっと飛びでた階段室がかわいいな」なんてのんきなことを考えていました。
「そこ?」と思うかもしれませんが、見学した住戸で特に気をひかれたのは玄関扉とトイレの仕切り壁がないことでした。高経年の団地では見慣れない扉と、トイレ・洗面の一体化による空間のゆとり。「ここまで印象が変わるなら」と、団地が今後の住まいの選択肢に挙がってきました。
管理組合事務所/集会所の前には、ちょっと腰掛けておしゃべりできるようなスペースと花壇があり、住民の方々が集う様子が想像できました。また、敷地内の掲示板には地域包括や近隣小・中学校からのお知らせが充実していて地域とのつながりが感じられました。分譲を購入したら管理に主体的に関わっていかなければならないと思うと気後れしますが、この環境を維持するため、より良くするためなら取り組めるかもしれません。
敷地内には、管理事務所まで書類を持参するのが大変な方のために『団地のポスト』というものがあり、このポストが所々に設置されていることに思いやりとここに住み続ける覚悟のようなものを感じました。住みよい環境を自ら作っていけるのは分譲ならではだと思います。
団地のリノベ住戸購入者のお話も聞けて住宅購入がぐっと身近になりましたし、すすき野団地の見学を通して分譲の魅力を感じることができて良かったです。
(URリンケージ 新田)