SYMPOSIUM
シンポジウム

2004.4.27

「団地再生事業を考えるシンポジウム」

~老朽化住宅団地の再生を目指して~

 私ども「NPO団地再生研究会」と「団地再生産業協議会(任意団体)」とは、わが国の老朽化住宅団地の再生を目指し、昨年、秋に発足いたしました。
 この「団地再生」では、21世紀のサステナブル社会にふさわしい住生活とコミュニティ活動を支えられる「住居・街・都市」環境の再整備を図るため、それに必要なさまざまな分野のノウハウの研究開発と実証とが不可欠であると考えております。
 そのため、この二つの組織の昨年の設立まで、5年ほどに渡って「旧団地再生研究会」は、40年前から建設されてきた住宅団地の現状を調査しつつ、この問題で先行する欧州での団地再生の状況視察を繰返してきました。この事前研究の結果は「スクラップ&ビルド(建替え)」から「既存の建物などの使えるもの部分は使い続け、それ以外の部分は必要に応じて取替える」という建築技術、および、現在の居住者を支援することによる住環境問題の自助努力的システムの導入であると考えております。
 そこでこの度、欧州での団地再生をご紹介しながら、今後国内でおこなわれるであろう「団地再生」事業を考えるシンポジウムを開催することにいたしました。
 行政や企業レベルでの再生ビジネスの現状と課題を探りながら、今後の「団地再生」のあり方を皆様と考えられればと思っております。

日程
2004年4月27日(火)
午後1時より午後4時30分まで
会場
住宅金融公庫本店 1階
すまい・るホール
参加費
会員  5000円
非会員 8000円
※会員とは団地再生産業協議会及びNPO団地再生研究会の会員とします
講師
横山 禎徳氏 (社会システム・デザイナー、 一ツ橋大学大学院非常勤講師)
澤田 誠二氏(明治大学教授)
奥 隆志氏 (㈱合人社計画研究所)
桂嶋 史夫氏(山梨県住宅供給公社)
西村 紀夫氏(㈱市浦都市開発建築コンサルタンツ)
西郷 徹也氏(団地再生産業協議会事務局長)